◆当日の会場の様子ー会長挨拶ー
第1回 6月5日(日)
北欧の子どもの本の歩み
◆5か国それぞれの歴史をたどりながら
アンデルセンの作品と生涯
◆デンマーク色豊かなアンデルセンを楽しむこつ
講師 福井信子(ふくい のぶこ)氏
東海大学文学部北欧学科教授。専門は、デンマーク語を中心とした北欧語、
アンデルセン、北欧の児童文学。
〈受講生の声〉
・CDでのスウェーデン語、ノルウェー語の響きの美しさに触れることができて嬉しかったです。
・北欧の国々の歴史や国民性を知ることによりさらに北欧が好きになりました。
・北欧の空を飛行機から眺めているようでした。
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第2回 7月16日(土)
フィンランドの児童文学
◆「ムーミン」からクルーン、フオヴィ、ノポラまで
フィンランド文学に触れて
◆耳を澄まして聞こえたもの
講師 末延弘子(すえのぶ ひろこ)氏
フィンランド語翻訳家。フィンランド文学協会、カレヴァラ協会会員。
〈受講生の声〉
・自然観がフィンランドと日本が似ていると知り、うれしかったです。
・フィンランドの児童文学講座としては少々物足りなかったのですが、訳者の視点、考え方、精神、世界観がとても良くわかりました。
・『わたし』は『あなた』との関係性によって『わたし』になるという考え方、自然、宗教観も新鮮でした。
・CDでのスウェーデン語、ノルウェー語の 響きの美しさに触れることができて嬉しかったです。
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第3回 8月20日(土)
ベスコフの作品と生涯
◆自然を生き生き描く
リンドグレーンの作品と生涯
◆遊んで 遊んで
講師 石井登志子(いしい としこ)氏
ルンド大学でスウェーデン語を学ぶ。ベスコフやリンドグレーンの作品など、北欧の文学作品を多数翻訳。
《受講生の声》
・エルサの肖像画、リンドグレーンの人柄、石井先生から聞けて良かったです。
・今も昔も人の心は同じ。今こそ人間の生活を変える時かもしれません。
・今日で3回目。どの先生もそれぞれの個性が光っていて参加するのが楽しみです。ベスコフをよく知ることができたのは今日の収穫でした。
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第4回 9月10日(土)
「ニルス」を訳して見えたこと
◆作者ラ−ゲルレ−ヴとニルス
スウェ−デン、現代作家と絵本事情
◆新訳「ピッピ」翻訳こぼれ話も含めて
講師 菱木晃子(ひしき あきらこ)氏
スウェーデン語翻訳家。スウェ−デンのウプサラでスウェ−デン語を学ぶ。2009年、スウェ−デン王国より北極星勲章受勲。
《受講生の声》
・スウェーデンをニルスと一緒に旅した気分です。
・現代の子どもたちはピッピなどを読む子が少ないのが現状です。工夫して紹介しなくてはと思いました。エディション(ピッピ)の会話文、面白そうでした。
・今年のように災害が多発している時、「ニルス」はタイムリーでした。大きな「愛」がどのお話にも流れているのを、この講座から受け取れました。
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