第1回 6月16日(土) 午前の部:10:00〜12:00 午後の部:13:00〜15:00
午前 ポーランドとその周辺の東欧の昔話 午後 わたしの翻訳人生 講師 足達 和子(あだち かずこ)氏 ・東京生まれ。法政大学卒業後、ワルシャワ大学に留学。帰国後、ポーランド航空勤務、静岡産業大学講師などを経て、現在は通訳、翻訳に従事。著書に『日ポ・ポ日小辞典』『”はなたれ小僧さま”と、その他の日本の昔話』(以上ワルシャワで刊行)『ポーランドの民族衣装』、訳書に『ぼくはナチにさらわれた』『美しいハンナ姫』『くつやのドラテフカ』など。『現代日本名詩選ふゆのさくら』で 日本翻訳出版文化賞受賞。カバレルスキ十字勲章受章 講義中の足達和子氏 講座レポート
ポーランドの民族衣装をご紹介くださいました。
午前 チェコスロヴァキアの少女時代 チェコの暮らしと文化 午後 絵本の国チェコで出会った運命の本 子どもの本の移り変わりを見つめて 講師 木村 有子(きむら ゆうこ)氏 ・東京都生まれ。1970〜73年、プラハの小学校に通う。1984年、日本大学芸術学部卒業。1984〜86年、プラハ・カレル大学。新聞社勤務の後、1989〜94年、ドイツのフランクフルト、ベルリンの大学でスラヴ語圏の言語を学ぶ。翻訳、エッセイ、講演などを通して、チェコの文化を日本に紹介している。訳書に「もぐらくんの絵本」シリーズ(岩波書店)、絵本の訳書に(偕成社)、『どうぶつたちがねむるとき』(偕成社)『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』『こいぬとこねこのおかしな話』(岩波書店)など、多数。 ´ 講義中の木村有子氏 講座レポート
もぐらくんのぬいぐるみ、先生の訳された本
第3回 7月22日(日) 午前の部:10:00〜12:00 午後の部:13:00〜15:00
午前 イタリア児童文学の展開 『ピノッキオの冒険』からロダーリまで。 午後 現代イタリアの児童文学 ピッツオルノ、ピウミーニ、その他の作家たち 講師 長野 徹(ながの とおる)氏 ・東京大学文学部卒、同大学院博士課程修了。現在、東京大学、共立女子大学等で教壇に立ちながら、イタリア文学の研究と紹介に従事。特に幻想文学、児童文学、民話などに関心を寄せ、児童書を中心に翻訳多数。訳書にピウミーニ『逃げていく水平線』ピッツォルノ『ポリッセ―ナの冒険』、ストラパローラ『愉しき夜 ヨーロッパ最古の昔話集』、ブッツァ―ティ『魔法にかかった男』などがある。
長野徹氏 講座レポート
第4回 9月8日(土) 午前の部:10:00〜12:00 午後の部:13:00〜15:00
午前 スペインの児童文学 児童文学小史と注目の作家・作品 午後 スペイン語圏の絵本 スペイン語圏全体の交流から生まれる絵本たち 講師 宇野 和美(うの かずみ)氏 ・東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務を経て、スペイン語翻訳に携わる。3人の子を連れてバルセロナ自治大学大学院に留学。修士課程修了。現在スペイン語圏の多様な児童書、文学作品紹介に力を注ぐ。スペイン語の子どもの本専門ネット書店「ミランフ洋書店」店主。訳書に『太陽と月の大地』(福音館書店)『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)『ちっちゃいさん』(講談社)『ベラスケスの十字の謎』など多数。
講義中の宇野和美氏
講座レポート
Copyright 2011 栃木子どもの本連絡会. All rights reserved.