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おすすめ本です!
のぞいてみて下さい!


                        おすすめ本
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『キッカーズ!全6巻』  
 フラウケ・ナールガング /作
 佐々木田鶴子 /訳
 小学館



1. モーリッツの大活躍
 モーリッツは、ある日突然、ママと一緒に遠い町のおじいちゃんの家で暮らすことになってしまう。それで、パパがコーチをつとめるサッカーチームもやめることになり、イライラ。
そんな時、その町のサッカーチームのニコという少年と知り合い、メンバーに誘われるが、断ってしまう。だって、シーズン中にチームを変えちゃいけないから、新しいチームには入れない。でも、そんなこと説明できず、学校で同じクラスのニコたちから嫌われてしまう。でも、サッカーが大好きなモーリッツは・・・。

2. ニコの大ピンチ
3. 小学校対抗サッカー大会
4. 仲間われの危機
5. 練習場が見つからない
6. めざせ、優勝だ!


 サッカー好きはもちろん、サッカーを知らなくても楽しめる、とても読みやすい本です。



プロイスラーの昔話 全3巻
 
『真夜中の鐘がなるとき(宝さがしの13の話)』
 『地獄の使いをよぶ呪文(悪魔と魔女の13の話)』
 『魂をはこぶ船(幽霊の13の話)』 
  
 オトフリート・プロイスラー /作
 佐々木田鶴子 /訳
 小峰書房 



 この三冊の本は、ドイツの有名な児童文学者プロイスラーが、似通っている昔話を集め、それぞれの優れた部分を取り出し、筋道を分かりやすくおもしろい話に仕上げ、生き生きと自由に語りなおしています。一話一話の前に作家自身の解説がついているので、昔話の場所や時代背景や成り立ちがわかり、話の理解が深まります。


『忘れても好きだよ おばあちゃん!』
 ダグマー・H・ミュラー作 フエレーナ・バルハウス /絵
 ささきたづこ 
 あかね書房


あかね書房の「体が不自由な人への理解が深まる絵本」の1冊として出版されています。
同じつくりの本で次のようなシリーズがあります。

『わたしの足は車いす』
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作  フェレーナ・バルハウス /絵

『見えなくてもだいじょうぶ?』 
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作  フェレーナ・バルハウス /絵  
  
『わたしたちは手で話します』
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作  フェレーナ・バルハウス /絵 
       

 一人暮らしをしていたおばあちゃんが、娘夫婦・孫と一緒にすむ事になった。
この絵本は同居する事になった孫娘の視点で書かれている。おばあちゃんの病気は「アルツハイマー病」新しい事を覚えられず、まわりをびっくりさせるような事をやる。
家族は病気への理解を深め、おばあちゃんに適切の対応している。
「アルツハイマー病」の事を知らないこどもたちにはもちろん、見知っていると思っている大人が読んでも「へえ、そうなんだ」という発見がある。何時自分に降りかかるか分らない人ごとと言えない病気。こうした本をきっかけに「アルツハイマー病」への理解が深まるといいですね。大人も読んでみてね。



『バッタさんのきせつ』
 エルンスト・クライドルフ /作
 佐々木田鶴子 /訳
 ほるぷ出版 



スイスの絵本画家 クライドルフだが、「ドイツ語圏」という事で取り上げられました。
折りしも、日本で「クライドルフ展」が開催中でにわかに注目の絵本作家・作品です。
「バッタさんのきせつ」は「春がくる」から始まり「冬のたのしみ」までの季節の移ろいと、その時々のバッタさんの様子。きっと人間の目に触れない世界で、バッタさんはクライドルフの世界のように豊かな日常を過ごしているのでしょう。
ゆっくりと絵を楽しみ、それに添えられた短い詩を読んでクライドルフの世界と自然を感じられたら幸せですね。ゆっくりゆっくり、絵を見ないともったいない!



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