『忘れても好きだよ おばあちゃん!』
ダグマー・H・ミュラー/作 フエレーナ・バルハウス /絵
ささきたづこ /訳
あかね書房
あかね書房の「体が不自由な人への理解が深まる絵本」の1冊として出版されています。
同じつくりの本で次のようなシリーズがあります。
『わたしの足は車いす』
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作 フェレーナ・バルハウス /絵
『見えなくてもだいじょうぶ?』
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作 フェレーナ・バルハウス /絵
『わたしたちは手で話します』 フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作 フェレーナ・バルハウス /絵
一人暮らしをしていたおばあちゃんが、娘夫婦・孫と一緒にすむ事になった。
この絵本は同居する事になった孫娘の視点で書かれている。おばあちゃんの病気は「アルツハイマー病」新しい事を覚えられず、まわりをびっくりさせるような事をやる。
家族は病気への理解を深め、おばあちゃんに適切の対応している。
「アルツハイマー病」の事を知らないこどもたちにはもちろん、見知っていると思っている大人が読んでも「へえ、そうなんだ」という発見がある。何時自分に降りかかるか分らない人ごとと言えない病気。こうした本をきっかけに「アルツハイマー病」への理解が深まるといいですね。大人も読んでみてね。
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