『点子ちゃんとアントン』
エーリヒ・ケストナー /著
池田香代子 /訳
岩波少年文庫
ケストナーの作品の中からこの一冊!
点子ちゃん? って変な名前?? これって、ドイツ語でPunktchen
点のように小さい子という意味、だから日本語に翻訳すると点子ちゃんになるわけ。
本名はルイーゼ、好奇心旺盛でお茶目な女の子、そして、とってもとってもお金持ち。
アントンはとても貧乏だけど、勇敢でやさしい男の子。
全然違う二人だけれど、強い友情で結ばれています。
二人を取り巻く個性豊かな登場人物たち・・・、どんな事件が起きるのやら・・・。
年配の方は高橋健二氏訳でお読みになっていると思いますが、ぜひ池田香代子氏訳をお読みいただき、小学生や中学生、大人の方にも紹介していただきたい一冊です。
池田香代子氏の訳者あとがきにケストナーの詩の紹介がありました。
ケストナーさん、母の気持ちがわかるのでしょうか?
皆様、ぜひぜひご一読を!
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